2020/05/31

武漢

15年前になりますが、いまやコロナで注目をあびている武漢に出張で行きました。
DVD関係に使う光学モジュール関連の打ち合わせでした。
会議後、トップを囲んで宴会です。円卓で主に大皿料理ですね。
この後は、白酒(パイチュウ、40度くらいの蒸留酒)を小さなショットグラスで誰かれなく乾杯します。
まさに高密社会だと思います。

地方政府の話では、当時、武漢ではオプトエレクトロニクス関連企業を集約する132平方Kmの開発区の計画が進められていて投資を呼び込んでいました。名光関連企業を中心に誘致を進め、40%が光通信関連、自動車関連が増えている。ソフト開発も盛んで300社程度ある。
武漢には、武漢大学を中心に、各種専門学校を加えると80万人以上の近い学生がいるので、優秀な社員を確保できるとの話でした。

我々は上海から飛行機で行きましたが、今は高速鉄道もあり、地方から学びに来ている学生もコロナ発生初期に大移動したのかなと思います。 本社から会長、担当部門部長と企画室長の私に香港子会社社長、シンセン子会社社長が加わりました。先方は地方書紀や地元大手企業グループのトップがずらり当社のシステム製品や取り扱っている半導体部品を売り込みました。
商談は長時間になりましたが、結果的に大きな成果は得られませんでした。

印象的なのは、その夜の宴会でした。会議で見かけなかった人も大勢いますし、美人の先方トップの秘書もいました。円卓の隣の方や反対側で目が合えば「カンペー」「カンペー」と杯を上げるのを迫ります。杯は小さいですが何しろアルコール度が40の白酒(パイチュウ)です。 こちらも「ズイイー」「ズイイー」と逃げます。「ズイイー」はお互い良いペースでやりましょうという感じでしょうか。 その内、避暑を中心に大勢が白酒のビンを持って注ぎまわり「カンペー」と迫ります。 中国4000年の「カンペー」恐るべし。

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