2012/09/24

去年JALの747が引退し、ANAの 787が初フライト

2度目の出張がアメリカサンフランシスコ経由でJALのジャンボでした。
飛び立つ直前にC.A.(当時はスチュワーデスさん)がビジネス席に移動してくれました。
シャンペンは出るわ、日本酒は飲めるわ、何時もこれに乗りたいと思ったものです。

理由を考えると
まだ、旅慣れないので心配で2時間以上前にチェックインしていたこと。
エコノミー席だけれど、前のほうでビジネス席の直ぐ後ろだったこと。
チケットは会社任せでしたが、出張なので変更の効く割りと高めのチケットだった。

今考えると、400人乗りジャンボはでかすぎて席が空いていたことが、なんと言っても大きな理由だったと思います。最新鋭の787は335席ですがエンジンは2個で20%以上燃費が改善されています。4個のエンジンを載せたジャンボは満員なら一人当たりの燃費で勝負できるかもしれませんが、乗客がスカスカでは勝負にならなかったのでしょう。
全席禁煙になる前は、出張は出来るだけ後ろの席の喫煙可能席にしました。C.A.がドアを閉める連絡放送すると、即、席を移動して3席、4席の肘掛を上げて寝て行きました。もうそんなことも夢のような混み様ですね。

お客を増員して一人当たりの燃費を下げること、正規運賃でフライトの費用が出れば、後はディスカウントしても儲けになることから、JALは団体旅行のツアーを売り込むこととに熱心でした。
この団体用の席を旅行会社がまとめ買いして、バラシて売る後の格安チケットの販売につながったようです。
これが売られれば、正規で運賃で買う人は減る一方なので、益々力のある旅行会社に頼らざるを得ない結果になった、皮肉ですね。
また、アライアンスフライトで2社の便を一つにしてしまうことや、東南アジアや中国を最初に飛び立ち日本を経由してフライトすることで集客し1便あたりの採算を向上させています。
乗る立場では、あの狭い席に、満員でじっと座っているのは辛いものがあります。
明日の仕事に備えて、早く寝ましょう。





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