2018/05/28

ツアーと個人旅行

イタリア旅行は旅行会社HISの学生向けツアーに個人参加しました。
この旅行の写真を整理して感じたのは、個人旅行での写真との違いでした。
個人旅行では空いている時間、カフェ、駅やバス停での待ち時間、行き先ではない場所の写真がけっこう多い。
しかし、ツアーの写真は目的地に着きました撮りました、食べました撮りましたで無駄なそして面白い写真があまり有りませんでした。
「ここから撮るときれいですよ」と言われ綺麗な写真を何枚も撮れますが、家に帰ってみるとどれもネットで検索できる様な写真です。
Bostonの街で教会の前を歩いている時、大きな黄色いバスが止まりました。
なかから大勢の人が日本語で「綺麗!」と言いながら出てきて、バスの周り数メートルからスマホやデジカメでパチパチ撮影してバスに戻っていました。
こんな調子で、沢山撮った写真は日本に帰って見ても、はたして何処で何を写したのか思い出すのも難しいでしょうね。
ツアーでは目的地と次の目的地の間はバス、それも多くツアーでは旅行中は同じバスを使います。
要するに旅の多くの時間は同じバスの中にいて、時差もあり心地よく揺られ良く眠れます。よって、起こされ写真、食べさせられて写真となります。移動は同じバスなので、目的地から次の目的地への移動の記録(写真)が無く、何の写真か判らなくなってしまいます。
でも、ツアーではバスに大きな荷物はホテルからホテルの移動の間積みっぱなし出来ます。また、途中でお土産や記念品などを買っても、いくらでもバスに積めるので、その大きさや重さに躊躇無く、爆買いも可能です。
大きなスーツケースを持っていけるのが、ツアーの大きなメリットです。

個人旅行=一人旅や出張では、
移動はバス任せに出来ませんので、自分でルートを調べ、飛行機、列車、バス、タクシーを上手く使わなければなりません。
パスポートもしくはパスポートのコピーとクレジットカード、お金は必ず身につけるのは同じですが、その他の荷物もツアーのようにバスには残せられない、何時も全て自分で運ぶこと。これが最大の違いになります。
スマホ、PC、カメラ、充電器、資料、着替え、それまでに買ったお土産は結構な重さがあり、かなりの量になっています。
個人旅行は、これらをコンパクトにまとめ、地下鉄、公共バス、列車を利用するときに積み下ろしや移動に支障無く、更に階段の多い施設、石畳、工事中の道路でも自力で移動しなければなりません。
また、駅の中や移動そのものに盗難、サギの危険があり、最も緊張する場面になります。目的地に着いても荷物預けの施設が無い場合、荷物を持って上り下りします。
パリの地下鉄で、その駅は乗り場が地上2階、向かいのホーム階段では、若い女性が必死の形相で大きなスーツケースを2回運び上げていました。

旅そのものを楽しむなら、ゆとりのあるスケジュールで個人旅行を
その国の人情に触れられるが事故に合う機会も多い。
旅行の目的が決まっているなら、ツアーを上手く使って経済的、効率的に
安心だが、知らない日本人同士社会内活動。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ご感想・アドバイスをお願い致します。