2013/01/23

海外出張の安全

しっかり気をつけても、自分でコントロールできない事態に巻き込まれることがあります。天災や橋や建物、トンネル事故のようなある意味人災もあります。
海外では戦争状態、あるいは一方的に敵視し無防備な人をも狙うテロもあり、命にか関わる問題に巻き込まれる可能性は日本国内より高いと思います。

短期出張者の場合は、海外での高揚感、時間と経費を使に対する責任と結果への焦りから無理をしがちです。
目いっぱいのスケジュールと長距離移動、取引先との食事、飲酒、打ち合わせのプレッシャー、慣れない運転、タクシー・ホテル・空港での交渉、時差と体には目いっぱいストレスが溜まっています。

運転中、ホテルや空港のロビー、レストラン、タクシーの中でふっと注意がとぶことがあります。
出張中ずっと気を張っているだけに、短時間ですが深い居眠りに落ちたりします。犯罪者はこんな瞬間を見逃しませんから、絶対の自信があっても一瞬注意が外れる瞬間があることを前提に注意してください。

私もロスの空港の公衆電話に手帳を忘れたことがあります。
訪問先、ホテルなど書いていたので焦りましたが、幸いにもサービスカウンターに届けられていて助かりました。アポイントの確認が出来て、ほっとした瞬間に注意が切れたようです。
乗っていたタクシーが、信号機の無い交差点でぶつかったこともありました。また、運転では左側を走り正面衝突しそうになったこともあります。巨大な駐車場でレンタカーが見つからず、停車地点のあたりをつけてトランクをリモートボタンのトランクを開けたこともあります。

訪問先のホテル名と住所、電話番号、アドレスは2重に控え一方を身に付けます。
航空券、パスポート、保険あるいはそのコピー、カード1枚、ある程度の現金も身につけます。
大事なデーターは、出張期間だけWeb上にも置きます。
海外障害保険は、会社やカードの適用範囲を確認して、自分でも追加しておきます。

出来るだけの事前準備をお願いします。



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