2012/12/25

時差ぼけ対策

海外出張時差ぼけはつきものですが、厳しい日程でも体調を維持しなければなりません。
慣れない道での車の運転、重要な商談での英会話、神経を集中しなければならないところに時差ぼけで眠くなってしまっては事故やトラブルを引き起こしかねません。

時差ぼけは、周りは昼間だけれど自分の体はまだ日本の夜あるいはその逆で、体と出張先での昼夜が逆転して眠くなる、あるいは寝なければいけない時に眠れない状態です。
時差ぼけには、現地についたら十分に日の光にあたることです。太陽の下でテニスやゴルフで汗を流せば、適度な疲れもあり現地の時間に順応することができます。
時間の制限があって、入国して直ぐにレンタカーを借りて運転、あるいはタクシーで客先直行となれば、往きの機内で十分な睡眠をとるしかありません。アメリカの場合遅く出る便ですと、眠りに入るのはスムースですが、着いた日のスケジュールは限られ、その夜は中々寝付けません。早い便ですと機内が中々静かにならず眠る時間が短くなりますが現地に朝入るので、当日活動でき翌日以降もなじみやすいと思います。

機内で十分な睡眠を取ることが、時差ぼけ予防の第一歩です。
大敵は、最新の映画です。話題作ばかり並んでいますからつい見てしまうと、寝不足は間違いありません。
夕食他で3時間、朝食他で1時間、映画2本で4時間だと4時間くらいしか寝れません。

夕食を食べたらトイレを済ませ、スリッパから厚手のショートソックスを履いて、アイマスクと耳せんをして、毛布をかけ、毛布の上からベルトをして眠ります。運よく隣に乗客がいなければ、腕掛けを持ち上げて横になります。アイマスク、耳せん(イヤーパッド)はC.A.に頼めばほとんど貰えると思いますが、買うとしても100円均一でも機能は十分だと思います。

耳せんでエンジンの音や周りの人の話し声はかなり弱まりますが、ノイズキャンセリング搭載のヘッドフォンならもっと効果的です。好きな音楽を聴きながら眠りに入るのも良いです。機内の番組も聴くことができますが、この場合機長の挨拶や、揺れた時の注意などがちょこちょこ入るのでちょっとうるさいです。

また、眠りを促進するメラトニンを飲むのも、効果があるといわれています。私もアメリカのドラッグストアーで買いましたが、使用した後で起きれるのかが心配で、結局つかいませんでした。
専門家の指導が無い限り、14歳以下の子供、妊娠を希望する女性、妊婦、授乳中の女性は使用しないことされていますので、利用する場合は十分注意してください。
使用したら、ベット脇の目覚まし時計のセットと、フロントにモーニングコールの依頼の両方を必ず行います。愛用の強力目覚まし時計を持っていってセットして3重にすれば安心して眠れるでしょう。
眠れないのも心配ですが、起きれないと約束の時間に遅れたり、予約した飛行機を逃したりしますので、起きるための手当ても2重、3重にしましょう。

私の場合、お客がホテルのロビーに来てくれたとき、まだベッドで寝てたのが一番の寝坊でした。目覚ましのセットを間違えたのと、同時にモーニングコールをセットしなかったのがトラブルの原因でした。



0 件のコメント:

コメントを投稿

ご感想・アドバイスをお願い致します。