ある土曜日に偉い人から電話があって、お前明日暇か?と聞かれ「はい」と言ったらその日に航空券を渡され翌日アメリカに鞄持ちで出張したことがあります。
同行予定者のパスポート期限が切れてたんですね。備えあればチャンスも広がります。
パスポートはすべて「IC旅券」に
2006年3月20日から偽造りが難しくなるICチップ搭載の「IC旅券」発行が開始されました。IC旅券も外観はこれまでと同様ですが、中央部にICチップ及び通信を行うためのアンテナを格納したカードを組み込んでいます。
ICチップに国籍や名前、生年月日など旅券の身分事項のほか、所持人の顔写真も電子的に記録されています。
パスポート申請時に必要な書類
○一般旅券発給申請書……1通
各都道府県の旅券窓口においてあります。5年用と10年用とは申請書が異なりますので要注意。
○5年と10年どっちを選ぶ?
パスポート更新の手間とお金を考えれば、迷わず10年です。
*署名(サイン)
申請書に書いたサインがそのままパスポートに転写されますから、間違えないことと後で書きやすいことが大事です。
サインは、日本語でもローマ字でもOKですが、2度と書けないようなサインでは後で大変なことになります。トラベラーズチェック(旅行小切手)やクレジットカード使用時にするサインも、パスポートで照合することが多いので、原則同じであれば問題はなくなります。
パスポートを見ながらでないと書けないサインでは相当怪しい人に疑われます。
※20歳未満の場合、5年有効パスポートのみ申請できます。
※申請者が未成年者の場合
申請書の裏面にある「法定代理人署名」欄に親権者または後見人が署名する。
※裏面に申請者の氏名を書いておきます。
(2)戸籍抄本または謄本……1通
申請の6か月以内に発行されたもの。
(3)住民票……1通
本籍地が記載された6か月以内に発行されたもの。
住民基本台帳ネットワークシステム(以下「住基ネット」)に接続する都道府県であれば、原則として住民票は不要。
発給申請書に住民票の代わりに「住基ネット」の住民票コードを記入します。
「住基ネット」に参加していない地方自治体のパスポートセンターでは住民票の写しが必要です。
※「住基ネット」の適用者は不要
(4)写真……1枚
6か月以内に撮影したもの。サイズはタテ45mm×ヨコ35mm。顔のタテの長さは写真タテ(45mm)の70~80%(34±2mm)。
正面、無帽、無背景・カラー、白黒どちらでも大丈夫です。
○メガネはかけていてもいいですが、レンズに光が反射していないこと。サングラスやマスク及び前髪などで顔が確認しにくいもの、ヘアバンドなどで頭髪をおおっているものは不可になります。
(5)身元確認書類(本人確認用。コピーは不可、原本を提示)
○運転免許証など以下の証明書から1点用意します。
運転免許証 / 船員手帳 / 写真付き住基カード / 海技免許 / 猟銃空気銃所持免許証 / 戦傷病者手帳 / 宅地建物取扱主任者証 / 電気工事士免状 / 無線従事者免許証 / 官公庁職員身分証明書(写真添付のもの) / 日本国旅券(失効後でも6か月以内ならOKです。)
○上記が無い場合は、健康保険証など以下の証明書を2点用意します。
健康保険証 / 国民健康保険証 / 船員保険証 / 共済組合員証 / 国民年金手帳(証書) / 厚生年金証書 / 共済年金証書 / 恩給証書 / 実印と印鑑登録証明書
○上記、健康保険証などの証明書が1点しかない場合、以下の学生証など写真が添付された証明書を1点追加して用意します。
写真が添付されている証明書(会社発行の身分証明書・学生証・公的機関が発行した資格証明書
※上記リストの身分証明書については、自治体によって内容が異なることもあるので、各都道府県の旅券課、またはネットで確認しておきます。
※従来必要だった官製はがきは2009年3月より廃止され、不要となりました。
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