海外出張の準備、よく考えておく必要があるのが履物、靴です。
展示会に行くなら
ウォーキングシューズ、スポーツシューズでソウルがしっかりしている物を選びます。展示会場の床は全面コンクリートで、歩行通路にだけ薄い敷物をしいただけですから半日歩くと膝が痛くなります。
宿泊ホテルまでのタクシー、バスの順番待ちも、ものすごく長い列になります。諦めてホテルまで歩くことも珍しくありません。実際ぞろぞろ歩いています。
レンタカーを使っても自分で運転する場合でも、駐車スペースからエントランスまで相当歩く必要があり、革靴でも底がしっかりしていないと厳しいです。
展示会の後で
展示会の後でホテルの食事会兼打ち合わせの時間を持てた場合、ポロシャツ、スポーツシューズというわけにもいきません。
先方の出席者にもよりますが、スーツ、ネクタイ、革靴の普段のビジネススタイルになります。また、展示会で知り合った会社を訪問する場合も同様、ビジネスの服装が無難です。
海外担当ディレクター、役員となるとスーツが多くなるので、踵のある革靴がボロが出難いので安心です。
機内では
スリッパ(ビジネス席ならほぼついてますが)または厚手のソックス(航空会社によってはスリッパの代わりに支給することもあります)に履き替えるとリラック出来ます。
但し、トイレの床がぬれている場合があるので、ソックスでトイレに行くときは靴に履き替えたほうが安心です。
ソックスはホテルの部屋内でも快適です。
海外でゴルフのチャンスには
研修、特定の会議では先方から、週末あるいはトワイライトにゴルフしません?と誘われることもあるかもしれません。
友人は大きな会議に出席したとき、開催中に懇親ゴルフ会が予定されていたので、事前に参加を申し込んでいました。そのために成田から黒のゴルフシューズ(底に鋲の無いスパイクレスタイプ)で出発した人がいます。
空港等の床では滑り易いのとソールが硬すぎるのが難点だそうです。会議やレセプションにも、知らん顔でこの黒の靴を履いて参加していました。
私は、スポーツシューズでプレーしてしまいますが、靴底のパターンがスパイクレス・ゴルフシューズに近いもの、底のでこぼこが大きすぎない、足跡に深い穴が出来ないものを選んでいます。
底の芝のことを考えるとゴルフシューズで待ち歩きも出来るものが良いですが、ちょっと難しいですね。
レンタルシューズはあまり良い物が無いことが多いです。
海外出張には、少なくとも革靴とスポーツシューズ両方を持っていく必要があると思います。
スポーツシューズがあれば朝ホテルの周りを走ったり、歩いたりしてからシャワーを浴びて着替えれば仕事モードにスィッチ出来ます。また、散歩の途中、必ず思わぬ発見があります。
現地に着いてすぐに客先に入る場合
私は現地に着いて最初の訪問先によって、成田からの靴を変えています。
着いてすぐ、タクシーまたはレンタカーで客先に行くなら成田から革靴、スーツ姿で出国します。
また、現地法人の方がお迎えに来てくれる場合もTシャツ、ジーンズ、スポーツシューズで迎えのゲートに現れたら、こいつ何しにきたと疎まれてしまいますので、スーツに革靴が無難です。
この際スポーツシューズはバッグの中です。靴の中には下着やTシャツ洗面用具をビニール袋に入れて押し込みます。
トランジェットで乗換え
トランジェットで乗換えがある、または、現地でまずホテルに入る場合はスポーツシューズで出国します。
スーツの上着は羽織って機内に入り、ビジネスなら預けて、エコノミーならシワにならないように荷物の上に置きます。膝にかけても良いです。
スーツのズボンはキャリーバッグにシワにならないよう入れます。革靴はかかと部分があまり高くない、歩きやすいものか、軽いものを選んでいます。こちらもシューズキーパー等重いものは入れずTシャツ、下着、水着等をビニール袋に入れて押し込み、型崩れを防ぎます。
着替え、履き替え
機内で着替えるのはバッグを開かなければいけないこと、トイレ内は狭く、床が濡れていることもあるのでやりません。
現地空港のトイレで着替えるのも、、到着ゲートのトイレ、大きいほうは混んでいます。
早朝では、掃除で床が濡れていることが多い、ドア上下が空いているので落ち着かない。
バッグがトイレの中には、まず入らないことが多い。と言ってバッグを外に置くのは心配。
トイレの中で荷物を開けるのは、ほぼ不可能。
飛行機からイミグレまでは、早足で競争しないと、ここで3分の遅れると入国手続きは30分違うでしょう。トイレはイミグレの後!
但し、税関の前で荷物を明けるのは怪しまれますし、ゲートを出てしまうと盗難が心配。タクシーかレンタカーまで急ぎ足で移動しましょう。
朝や空き時間に街を散策する
さすがにスーツに革靴では落ち着きません。私はスーツでショッピングモールを歩いていたら、店員に間違えられて質問されたことがあります。
逆に、落ち着いた雰囲気のレストランにスポーツシューズではちょっと、、
出張には軽くて、履きやすく、よく履き込んだ革靴とスポーツシューズを選んで、1足は履いて、1足はバッグに入れて出かけましょう。
靴の中にもしっかり収納
靴の中のスペースも大きいので、スーパーで魚や油物などを入れる薄くて巻いてある袋に入れて、下着、ネクタイを入れます。また、頑丈なので壊れ物のお土産を入れるのにも最適です。
どうしても靴がバッグに入らない
資料やお土産でどうしてもバッグに靴が入らない場合は、1足で済ませるしかありません。最近靴屋で見かけるウォーキングシューズが良いと思います。
コンクリートやアスファルトの硬い地面の長い距離を歩いても足が痛くならない。ぬれた床でも滑らない。この2点は海外出張を1足で済ます必須条件です。
最初のアシックスは人工皮革です。
マドラスのは、一度紐で締め具合を調節すれば、後は横のジッパーの開閉で脱ぐのも履くのも簡単にできます。
こちらもちょっとだけ踵が高くなっています。Gore‐texで防水性も高いので、雨くらいでは靴の中がびしょびしょになりません。4Eですから私のような幅広甲高でも楽に履けます。
リーガルは完全なビジネススタイルのシューズです。防水性と通気性の高いGore‐texです。
カジュアルシーンではブレザーとかであわせましょう
後のアシックスは走れるウォーキングシューズです。
海外旅行・出張時には広い空港や大きな展示会場を時間に間に合うよう、急ぐ場合もあります。歩ける・時には走れる支度が出来ていることも大事です。
Parabootsは履き慣れてから、旅先でまめが出来たら大変です。このお値段なら、台湾くらいは行けそうですが、、、
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