2010/08/03

米国出張シリコンバレー:遅れた便

サンフランシスコから日本への帰国便の2時間遅れが表示され嫌な予感。
1時間遅れやっと飛行機に乗り込んでからも、1時間あまりも整備を続け、やっと滑走路へ移動、飛び立ちました。
しばらく快調に飛んでいましたが、外を見ると割合低い高度で海の上をぐるぐると回っています。安いディスカウント席なので、まどから翼が良く見えます。なにやら翼から液体を振りまいているのがよく見えました。燃料漏れてんじゃないの?
すると、機内放送で機長がこれからシアトルに緊急着陸すると言っているようです。いろいろ細かい注意もしています、しかし、ちゃんと整備したのかよ?
緊急着陸、てことは窓から見えるのはやはり燃料を捨てるんだ、胴体着陸でもする気なんだろうか?
相当拙いんじゃないの。ちょっと涙ぐんで覚悟を決めました。
シアトルの森と湖、尖がった富士山みたいな綺麗な風景を見て、これがこの世の見納めかと感じたほど心配してました。

着陸態勢にはいり、しっかり踏ん張って準備しましたが、あっけなく着陸、その瞬間皆で拍手して、やっと一安心。

「荷物をすべておいてバスに乗ってください」持ち込み手荷物も持ち出し禁止、文字通り着の身着のままで、歯ブラシ、タオルなどの小物が入ったポーチをくれてます。
バスが着いたヒルトンホテルの今はあまり使ってなさそうな古い棟に案内されます、なんかかび臭い感じ。
食事代は航空会社ユナイテッド持ちです、当然ですわな。食事は20ドル以内でお願いしますと言われましたが、25ドルかかってしまいましたのでチップもおかず逃げ出しました。

翌朝、同じ飛行機に戻ると、女性二人づれの親子が上下着全て替えて手ぶらで帰ってきたのにはびっくり。全部買い換えて、昨日の服は全て捨てちゃったんですね、、、さすがアメリカ人。

後で、友達に聞いたら、ユナイテッドはよくやるんだよとの事、飛行機は着陸時にはある程度軽くないといけないので燃料は捨てるのだそうです、胴体着陸の準備じゃなかったようです、心配したのが恥ずかしい感じです。





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