2018/02/03

英語は必要


最初の出張から帰ると、次の海外出張の機会を逃さないためにラジオ英会話を聴いたり、英会話カセットテープを買ったり、安い(外国人旅行者が先生のような)英会話教室にも2年間通いました。
徐々に海外取引先も増え、外国人マネージャーが来社した会議や夕食の機会が増えましたが、上司もいる場では、なかなか自分から発言する勇気は持てませんでした。
海外の旅行者が泊まる国内の宿泊所近くの飲み屋で旅行者をつかまえて話すのも効果大です。

3度目の出張はMotorola社が全米の代理店向けに開催した研修会議に参加するものでした。
競争の厳しい半導体メーカーの中から、各商社がMotorola製品を選んで売ってもらうのを狙った、各商社の販売推進担当者へのインセンティブとしての趣向をこらした催しです。
Motorola社社員の親睦の意味もかねているようで、社員を合わせると数百名が借り切ったリゾートホテルに2泊する大規模なものでした。
荒れ地のドライブやアルマジロの徒歩競争、ゴルフチーム対抗戦(スクランブルベストボールマッチ)など趣向を凝らした催し物が用意され、思いで深い「研修!」でした。

写真は夕食前のプールサイドでのレセプション、日本のビールも用意されていました。
ディナーに日本からの出張組は全員遅れてしまい、まとまって席がとれる空いている丸テーブルはありません。
仕方なく20名のメンバーはバラバラに10名がけの丸テーブルにつくことになり、私は汗をかきながら簡単な自己紹介をしました。
ディナーの後、参加者がてきぱきと丸テーブルを片付けて、楽しそうにダンスを始めたのが印象的でした。
皆さん楽しそうに踊っているので、我々日本人は一部屋に集まりお酒を飲みました。この文化の違いが向こうの人と仲良くできない処なんでしょう。
食事やレセプションでは様々な話題があり、会話に入るのは難しいですが、ずーっと黙っているのは変です。自分から話せる面白そうなトピックスやジョークを2つ持っていると助かります。

趣味や好きなスポーツ、映画や特別な経験などを紹介できるように、英語で紙に書いて練習しておくことです。
2~3分場が持てれば良いので、2つも話題があれば大丈夫です。私は自分の姓名の漢字の意味を英語で準備しておいて説明します、これなら誰でも出来ますね。
どんな人かと思うので、簡単な自己紹介は紙に書いて練習しておくことです。専攻や趣味なら重ねて質問されても答えられるので、自分の得意な、知っている話題になるので、私は、、が好き、得意、経験が豊富、、、を失敗したと話して、知ってもらうことです。
I can not speak English. と言うのは止めましょう。外国人からいきなり「私は英語を話せません。」と言われたら、「日本語お上手ですね。」と言いますよね。名前と仕事の内容、勤務年数だけでも練習しましょう。

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