2012/12/06

体調管理

海外出張で体調を壊すと、仕事どころではなくなります。
いずれにしても食べた後あれは食べないほうがよかったと思っても後の祭りです。
私の場合、医者にもかからず仕事はやり遂げることができましたが、入院でもして仕事ができなければ、何しに行ったかわかりません。

私は海外出張中3度ひどい下痢になったことがあります。
①一度は、前に書きましたが台湾のホテルで食べたシーフードサラダが原因と思えるもの。
リンクおなかの調子が
②また、マレーシア出張中、レストランで朝食に食べたヨーグルトが原因と思えるもの。
③3つ目は、アメリカ出張中ですが、これは明らかに食べすぎが原因でした。

反省も込めて、それぞれの状況を振り返ってみます。
普段は、体力で発症を抑えることができる食中毒菌も、体の抵抗力が下がる悪い条件が重なると逃れられないのかもしれません。

1.体調が万全ではない。強いストレスを感じた。
①200名を超える出席者の前のスピーチが予想され、その原稿書きとスピーチで緊張している中での食事。
その前夜、先方の関係者との深酒で体調不良。

②食事からだいぶ後だったが、空港で停電があり、通関するさい係員ともめた。

③寝不足、時差ぼけの体に、先方の勧めるままにデザートまで食べきってしまった。
アメリカ出張の場合、成田を飛び立ち夕食、日本の真夜中に朝食、日本の朝御飯のころ昼食と1食分増えてしまうので、初日、2日目の食事の量を加減しないと食べ過ぎます。

2.ちょっと不安を感じたが、食べてしまった。
①サラダにゆでてから冷やした貝が入っていた。

②ヨーグルトの新鮮さが心配だった、中に入れた果物のカッティング、洗いの際に菌が混入したかもしれないと感じた。

③サワークリームをたっぷりかけた大きなデザートのパイまで完食した。

後からは、疲れているんだから、止めとけば良いと考えますが、普段より興奮しているせいか、すんなり食べられるのも事実です。
感覚に頼らないで客観的に食べてる量をチェックする必要があると思います。

これ以外にお腹を壊す原因として言われているのが
3.日本の水は軟水だが、海外ではミネラル成分(石灰、マグネシュウムなど)が多い硬水が多くお腹をこわす人が多い。

4.生野菜、淡水魚の刺身から回虫などの寄生虫、生水、氷、包丁、まな板から感染症(コレラ、赤痢、チフス、肝炎)等が体に入ってくる恐れがあるそうです。

お客さんや現地社員の皆さんが食べているのに食べないわけにも行かない場面もあると思いますが、生ものは信頼できるお店だけでとり、できるだけ加熱処理したものを食べる。果物は丸ごと買って自分で皮をむく、ミネラルウォーターはふたが開いてないものを買う。
決定的な予防策ではありませんが、できる注意をしましょう。



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