仕事でお世話になった方がリタイアして家を建てられたので、息子と泊めてもらいました。
フェニックス空港から車で北東に1時間、山あいの冷たい水の小さな川の近くの小さな集落に、すごく立派な2階建て地下室付きの一軒家を建て、夫婦2人で住んでいます。息子さんと二人で建てたと手作りと言うことですが、とても素人技には見えません。内装の壁も漆喰塗りで、コテ跡の模様も鮮やかで、見事な出来ばえでした。
古いままの納屋です。地下室の一部にも古い壁が見えたので、使えるものはそのまま建て直したようです。
私と息子は2晩と1晩、間にグランドキャニオン往復1泊2日のドライブ旅行をはさみ合計3泊させて頂きました。私たちは地下のベッドルームを貸して頂きましたが地下室といっても、シャワーとトイレが付いていて、小さいが採光のガラス窓もあり、しっかりしたベッド2台と大人5人がソファーでTVを見られるスペースもあります。
15畳くらいのベッドルームのスペースは床にカーペットを敷しき、壁には綺麗なコテあとを残した漆喰の立派なもので、素人わざとは思えません。
このスペース以外に、食料品や物置きとして使うスペースがあるので、地下室全体では相当な広さでした。
家の周りをぐるりと木のテラスに囲んでいて、食事の後、テラスで日が沈んでもなかなか暗くならない赤い空を見ながらロッキングチェアを揺すりながら話をする映画のようなシーンを過ごすことができました。何の音もしない静かな時間が過ぎて行きます。
日が落ちると肌寒いので何かちょっと羽織ります、蚊がいないのは水が無いせいなのでしょうか。残念なのは、二人ともお酒を全く飲まないことで、こんな気持ちの良い場所と時間にお酒が無いのはちょっと残念なことでした。
採れたて野菜 |
庭で作っているとれたての野菜を使って奥さんが作ってくれた、サラダ、豆の煮込み料理やケーキはアメリカの田舎の家庭の味なのでしょう、なかなか美味しいものでした。
オレンジやオリーブ等の果実の木を植えたり、顔の黒い羊を飼っていたり、なかなか忙しそうです。
羊は年に2~3頭くらいはワイルドキャットに襲われるとか、もうちょっと奥の方では熊が出る事もあるそうです。この羊の牧草や野菜、木々への水やりに汲み上げた水だけでは不経済でしょうがないので、定時間ごとに流される川の水を敷地内に引き込んでいます。
羊もわりと大きい体です。これを襲うワイルドキャットも相当な大きさなんでしょう、、、恐ろしい。
水が流れ込むところだけ草が活き活きしているのがわかります。
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